こんにちは!親子教室の専門家&『3歳までの子育てで本当に大切なこと30』の著者の村田真由美です。
転勤で地方に引っ越した娘と先日電話したときのこと。
その第一声が「今日から夏休みだよ~💦」
FBやインスタでも、幼稚園や小学校の夏休みが始まったことで、「毎日どう過ごす?」「食事を3食作らなきゃ…」「宿題いつやる?」と頭を抱える投稿を度々見掛けるようになりました。
今日はその1つである「宿題をいつやるの?」について提案したいと思います。
☑有意義な夏休みを過ごしたい
☑少しでも親子のバトルを減らしたい
と思う方は、ぜひ参考にしてくださいね!
早速ですが、私からの提案は
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スケジュールを立てる!
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当たり前のようだけど、だまされたと思って1度やってみてください☺
やり方は、カレンダー、若しくはスケジュールが書き込める7月、8月の無料カレンダーをネットで探して印刷した上で、次の順番で計画を立てて、お子さんが書き込みます。
STEP1 旅行、帰省、遊びなどの決まっている予定を書き込む
STEP2 習い事、学校のプールなどの予定を書き込む
STEP3 宿題に取り組む日を書き込む
以上たった3STEPです。
この方法のよいところは3つ✨
①自分のスケジュールを子ども自身が管理する経験となる
②視覚化するので、いつ、何をするのか子どもが理解しやすい
③自分で立てたスケジュールなので、親から「宿題をやりなさ~~~い!!!」と雷を落とされてイヤイヤやるより、約束(宿題をする日)を守りやすい。
いきなり1人でスケジュールを立てるのは難しいので、まずは親子で一緒に取り組んでくださいね♪
そして完成したら、家族全員が見えるところに貼り、パパ、ママは宿題に関しては見守ります✨
「宿題やりなさい!」と言いたいのはものすご〜〜〜くわかりますけど、宿題のことでバトルするのって、お互いにめちゃくちゃ疲弊するし、何より本人の「意思」だけではなく、「責任」も尊重したい。
もし、スケジュール通りにできないときは、宿題をしなかった理由を本人から聴いてみてくださいね。(参考:拙著『3歳までの子育てで本当に大切なこと30』point16「子どもの本音を引き出す話の聴き方」)
子どもの言い分をきちんと聴いたら、冷静に「今日できなかった宿題はいつやろうか?」と聞いて、子ども自身がスケジュールを決めて、カレンダーに記入します。
決して「いつ宿題やるのよ!!!!!」とファイティングモードで聞いちゃだめですよ(笑)パパ、ママがファイティングモードで聞けば聞くほど、子どもも同じスタンスになり、結局バトル勃発になりますから💦
スケジュール通りに宿題をやらないと、内心は怒りたいしイライラもしますけど、スケジュールを立てて行動することが初めてなら、スケジュールを立てたことをまずは褒めてくださいね。
そして
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パパ、ママはあなたが決めた決断を尊重するよ
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というスタンスで接すると、お子さんは自分で課したスケジュールに責任を持てるようになって、ゆくゆくは1人でスケジュールを立てて受験に臨んだり、仕事に取り組むようになっていきます。
余談ですが、実は私も3STEPと全く同じ方法でスケジュールを組んでいます。(2週間、1ヶ月、3ヶ月、1年の4種類作成)
もちろん子どもより細かいスケジューリングですが、その方法は芳月健太郎さん 著『時間デザイン』の第4章に詳しく載っています。また、私の事例も載っていますので、興味のある方はご覧くださいね。
スケジュールを立てたことによって、「こんな風に子どもが変わった!」「こんなことを工夫したよ!」「うちの子には合いませんでした💦」など、実践したご感想などもいただけたら嬉しいです😊
宿題による親子のバトルが少しでも減りますように✨
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