子ども・保育者・みんなが笑顔!伝えたいのは、ずっと変わらない大切なこと

食事を食べないお子さんに対してご家庭で出来ること

お子さんが食事を食べないことをお悩みのママは多いと思います。

勤務している保育園の1歳児クラスでの出来事に、食べるヒントを見出したのでご紹介しますね。

おやつに手作りクッキーが出ました。

いつもは園児の分しか提供されないので、保育士は園児の食べる様子をそばで見ています。

でもその日は保育士の分も提供されたので、私も男の子4人のテーブルで一緒に食べることになったんです。

私が食べた瞬間、園児の目が私に集中しました。しかもおやつの時間に見たことのない位のとびっきりの笑顔で。

『なんでこんなに見られているの?』『なんでみんな笑顔なの?』と私の頭の中は?だらけになりました。

「クッキーおいしいね~!みんなで一緒に食べるともっとおいしくなるね~!」

と私が笑顔で話かけると、園児もおいしそうに食べ始めました。しかも甘いものが苦手な園児も食べ始めたのでビックリ!!!

3歳~5歳のクラスの担任は園児と一緒に昼食を食べます。

でも私はフリーとして0~2歳児に入ることが多く、園児に食べさせることはあっても一緒に食べる経験をしたことがなかったんです。

だから一緒に食べるとこんなに園児が喜んでくれて、食べる効果があることに気付くことが出来ませんでした。

『完食させたい』『時間内に食べ終えなければいけない』という思いがどこかにあったから気付けなかったのだと思います。

そんな大事なことに気付けなかったこと、食事の時間が楽しい雰囲気に欠けていたことを保育士として本当に恥ずかしく思います。

でもこの経験を通して、自宅での食事も同じことが言えるのではないかと気付いたんです。

バランス良く食べて、栄養を摂ってほしいと願うママのお気持ちは良く分かります。でもそのために必死になってしまうことはありませんか?

その必死さが楽しい雰囲気ではないどころか、お子さんにとって辛い時間になっているとしたらママとしては悲しいですよね。

だからこそ楽しい雰囲気の中で家族が一緒に食事をすることが大事なんです!!

家族全員が叶わないのであれば、せめてママやご兄弟だけでもご一緒に。

その時は大人が美味しそうに食べて「一緒に食べるとおいしいね~」と笑顔で声を掛けることもお忘れなく!

抽象的なアドバイスになりますが、ご自宅で出来る簡単な方法ですのでどうぞお試しくださいね。

大切なことに気付かせてくれた1歳児クラスのボーイズくんたちに感謝です!

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