子ども・保育者・みんなが笑顔!伝えたいのは、ずっと変わらない大切なこと

お子さんを叱る時のコツ

恒例となりつつある、スーパーで見かけた親子の話です。笑(親子連れを見るとどうしても目が行ってしまう私💦)

ママが新生児を抱っこしていて、3歳ぐらいの男の子は車型のカートに乗っていました。

男の子はカートに座りながら「お米(恐らく5キロ)を持ちたい」と主張していました。

「やめて!」「持ちたい!」としばらく押し問答をしていましたが、結局男の子が持つことになり、念願叶った男の子はとびっきりの笑顔(*^-^*)

ところが!!!

お会計後にママが激怒し始めたのです。

どうやら袋が少し破けてお米が出てしまった様子。

怒られた男の子は声を殺しながら泣いていました・・・(見ていた私も切なかった・・・)

この後がとっても気になったのですが、急いでいたのでスーパーを後に。

確かにママも怒りたくもなりますよね。お気持ちはよ~く分かります。子育て中の私だったら人目もはばからずめちゃくちゃ怒っていたと思います。

でも保育士としての経験を積んでいる今の私だったら頭ごなしには叱りません。失敗したときこそ何かを得るチャンスだからです。

では私ならどう叱るかというと・・・

「持ってくれてどうもありがとう。とっても助かったよ。でも袋が少し破けてお米がこぼれちゃったね。両手で持ってお膝の上に乗せておけばよかったね。」と伝えます。

この叱り方には5つのコツがあります。

①何はともあれ、お手伝いをしてくれたことに対するお礼を述べる

②次にママは助かった旨を伝える

③上記の2つを述べた上で、起きてしまった事実を伝える

④どうすれば良かったのかを伝える(大きい子なら、どうすれば良かったと思う?と本人に考えさせるのも良いですね!)

⑤子どもの心に言葉が届くように、穏やかな気持ちでゆっくりとした口調で話す。←これが大事です!!!

この叱り方ならお子さんもお手伝いをした満足感を得られます。そして最初に認めてもらえたからこそ、失敗に対する助言も素直に聞くことが出来るのです。そして➄は必ず心がけてくださね。ここで声や表情が怒りモードだと①~④が台無しになりますからね(-_-;)

子育て中は心に余裕がなかったし、どういう言い方をすればベストなのかも分からなかったし、教えてくれる人もいなかったので(←完全に言い訳💦)頭ごなしに怒っていた我が子にごめんなさいって伝えたいです(+_+)

子育て中は1日中叱ってばかり・・・というママもいらっしゃることでしょう。私も下の子が生まれた時(長女が2歳)から入園するまでが1番叱っていました、いや頭ごなしに怒っていました。娘は怒られてばかりいたことを記憶しているそうです。それが反面教師となって今、ゆるゆる子育てをしているのかもしれません。(本人曰くゆるゆる子育てではないとのことですが、私からすると「え~」って感じです。笑 念のためお伝えしておきますが、今は良好な関係を保っております。笑)私がお恥ずかしい子育て経験をわざわざ公にするのは、娘のように怒られてばかりいた記憶が残っているだなんてことになって欲しくないからです。

時間と心に余裕があるときだけでも良いので実践してみてくださいね。出来るようになるとお子さんは失敗から学んでどんどん伸びていきますよ!

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