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保育園で「ゆびたこ」を読んだ時の園児の反応

今日遂に「ゆびたこ」を保育園の1歳~5歳児に向けて読みました!!!

それはそれはみんな集中して見聞きしていましたよ!

ゆびたこが女の子に向かって話す場面では、眉間にしわを寄せながら見る子がいたり。

ゆびだこが、赤ちゃんの大きさになってベビーカーに乗ってる場面では、笑いやどよめきが起こったり。

園児の興味をかなりそそる絵本であったことには間違いないようです。

そして肝心の指しゃぶりをしている園児の反応ですが・・・

2歳になったばかりの園児は、指しゃぶりをしながら見ていましたが・・・

ゆびたこが話す場面で、ハッとした顔をして、その場は指しゃぶりをやめたんです!

他の保育士がすかさず「エライね~」と褒めると、照れた顔をしていましたよ。

もう1人指しゃぶりをしている3歳の園児は、自分のことだと認識したようで、その場から立ち去ろうとしたり、絵本に背を向けてしまいました。

他の先生に絵本を見るように促されると、興味はあるのかチラッと見ていました。

この3歳児さんの様子を見て思ったこと。

それは、本人もやめたくてもやめられないのだなぁということ。

だからゆびたこが本当に話すのか、本当に大きくなってしまうのかが不安で、チラっと見ていたのかな・・・と。

やってはいけない、本当はやめたい。そんな気持ちを持ちつつも、実際はつい吸ってしまうから、いたたまれなくなって絵本に背をむけた。

・・・というのが、私の予想なのですが、みなさんはどう思われますか?

自分でもやめたいと思っているのに、やめられなくて上記のような反応をしたのだとしたら、なんだか切ないですね。

みんなの前で読むのではなくて、どうして指しゃぶりがいけないのかの話を交えながら、1対1でじっくり読んであげるべきだったかも・・・と思いました。

この絵本を見て、指しゃぶりをやめるきっかけになったらそれはそれで嬉しいのですが、

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どんな時にどんな理由で指しゃぶりをするのかを突き止めて、それを解消するにはどうしたら良いのかという根本的な解決方法を模索すること。
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これが遠回りのようで、近道なのではないかと感じました。

指しゃぶり問題は奥が深いですね・・・

我が子はしたことがなかったので、こんなに深く考えたことは、正直今までありませんでした。

作者のくせ さなえさんも書かれていたように、気が付いたらやめていたという自然な流れで卒業出来たら良いのですが。

私も保育士として、まだまだ勉強が足りないことを痛感させられた一件でした。

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