前回の記事でお子さんが寝るために大切なのは「安心感」だとお伝えしました。そこで今日は寝る前に読むと、お子さんが安心感を感じる絵本をご紹介します。私が考えた対象年齢も書いておくのでご参考にしてくださいね。(絵本が好きな子、苦手な子と色々いるので、あえて幅広い年齢層にしてあります)
「みんなおかえり」飯森ミホ
【0歳~2歳対象】「ボールさんのおうちはどこかな?」「クレヨンさんのおうちはどこかな?」「ほんさんのおうちはどこかな?」と物語が進んでいきます。じゃあ、「くまさんのおうちはどこ?」。お膝の上で読みながらお子さんをギュ―としてあげると、更に親子の温かい時間が流れます。
「おうちへかえろ」三浦太郎
【0歳~2歳対象】「おうちへ かえろ てをつないで かえろ ねずみさんのおうちは」「ちいさな くつの おうち」。うさぎさん、らいおんさん、ぞうさんと続きます。では「わたしのおうちは?」。ラストの絵もほっこりします。作家の三浦太郎さんはあの有名な「くっついた」を書かれています。(2歳の孫が繰り返し読んでいる絵本です)
【0歳~3歳対象】「ほうれんそうちゃん きょうも いっぱい あそんだね さあ おやすみのじかんだよ」「みどりの ふんわり おふとん かけて・・・おやすみやさーい」。おやすみなさいと野菜をかけているユニークな絵本です。孫に読んだら「おやすみやさーい」にはまっていました(笑)野菜の絵も表情豊かで可愛いので、子どもたちは引き込まれます(*^-^)
「おやすみ、ぼく」アンドリュー・ダッド/文 エマ・クエイ/ 絵 落合恵子/訳
【1歳~年長さん対象】「おやすみ、ぼくのあしさん きょうも うーんとはしったね」「おやすみ、ぼくの ひざさん ありがとう ぼくを ささえてくれて」この後も、ももさん、おなかさん、おしりさんと続いていきます。前の3冊とは違った視点、展開で描かれていて面白い絵本です。訳された落合恵子さんは表参道のクレヨンハウス主宰者。絵本のカバーに「おやすみ ぼくの代わりにその子の名前を入れても、素敵ですね」と書かれていました。
「おやすみ、はたらく くるまたち」文/シェリー・ダスキー・リンカー 絵/トム・リヒテンヘルド 訳/福本友美子
【2歳~小学1,2年生対象】この記事をアップしようと思っていたところ本屋さんで偶然見つけた絵本です(*^-^*)クレーン車、ミキサー車、ダンプカー、ブルドーザーが出てくるので車好き男子にはたまりません!(逆に寝る前に興奮するかな?笑)背景の色が日中→夕方→夜に変わっていくので、これから○○くんも寝るよ~の合図となります。乗り物の塗り絵も付いてますよ!
今日はお子さんに「安心感」を与える絵本という視点で5冊ご紹介しました。
この他にも親子や家族をテーマにした絵本を多く書かれている「みやにしたつや」さんの絵本もおススメです。
読み終わった後、温かい雰囲気に包まれるので、ひよこ親子教室でも何回も読んでいます。
こちらは3歳~小学校1、2年生までに読んであげると良い絵本です。またの機会にご紹介しますね(*^^*)