子ども・保育者・みんなが笑顔!伝えたいのは、ずっと変わらない大切なこと

「子どもが苦手なことをする時、どうしたらいいの?」私の実践を紹介します

こんにちは!村田真由美です。

 

 

乳幼児向けの教室の子どもや、我が子が
苦手なことに取り組むときに
接し方や声掛けで困った経験は
ありませんか?

 

先日、私も同じような場面が
ありましたが、楽しい雰囲気の
中で行うことができたんです!

 

今日は私が保育士としてどう接したのか
さらに声掛けの具体的な事例を
ご紹介しますね♪

 

先日の子どもの日のこと。
孫のぴーちゃん(3歳)が
我が家に来てお祝いしました。

 

子どもの日に、体を清めるために
菖蒲湯に入る風習があるのは
知っていますか?

 

ぴーちゃんにも
その体験をさせたいと思い、
菖蒲を用意。

 

でも・・・
ぴーちゃんは湯船に髪の毛1本
浮かんでいるとギャーギャー
言うタイプなんです💦
(確かに大人でも嫌だけど💦)

 

だから菖蒲湯に
入らないことは
容易に想像できました。

 

でも観察→見立て→実践
をしたら、入りました!

 

兜は息子の。慌てて飾ったら、弓と剣の
位置が逆だった💦毎度おっちょこちょい💦

 

まず上の写真右下の
「こどもきせつのぎょうじ絵じてん」
を使って、

 

「子どもの日ってなに?」
「菖蒲湯はどうして入るの?」を
を説明。

 

ひよこ親子教室で
季節の行事を行うときに
必ず読んでいる本です♪

 

ただ楽しく行事をして終わり
・・・ではなく、

 

ママにも行事の由来や意味を
知ってもらい、
お子さんに伝えてほしいと
思っているからです。

 

これを読み聞かせしたら
菖蒲湯に入る理由がわかって
納得して入れるのでは・・・
という見立てをしました。

 

読み聞かせのあと、
「ぴーちゃん、菖蒲湯に入るとね、
体がきれいきれいになるんだって!
(清められるという意味)
入ってみる?」

 

と伝えると、
「うん!!!はいってみる!!!」
と、入る気満々に!
(第一関門突破!笑)

 

さらに菖蒲湯に入ることへの
期待を高めるために
お手伝いをしてもらうことに
しました。

 

菖蒲って1メートルほどあって
結構長い。

 

そのまま湯舟に入れると
長すぎるので
菖蒲をハサミで3等分に
切ってもらった。

 

それをバラバラに湯舟にいれてしまうと
「草(=菖蒲)がイヤ~💦」
と言われるのは、これまでの観察で
分かっているので
1束ずつ輪ゴムで止めました😊

 

そして、
「菖蒲をお風呂に入れみようっか😊」

 

と、楽し気に誘うと

 

「うん!!!やってみる!!!」
と笑顔で入れ始めた😄

 

 

すこ~しずつ気分が
高まっていたぴーちゃんは
「たのし~い~(^^)/」と一言!
(ウフフッ😚やったね!)

 

その後、すんなり湯舟に入って
菖蒲を使って
お店やさんごっこをして
菖蒲湯を満喫。

 

最後は自ら進んで
菖蒲を片付けてくれて
ばぁばは大助かりでした!

 

「またしょうぶゆにはいりたい!」
と言っていたから
楽しかったんだね!
良かった~(#^.^#)

 

一連の様子を見ていた
ぴーちゃんのパパが

 

「最初に、本を読んだのが
良かったんだと思います」

 

と言ってくれた。

 

さて、今回私がしたことを
まとめてみますね。

 

 

まとめ

①普段の生活の中で潔癖症な
ところがあると分かっていた。
(日々の観察が大事)
そこで、菖蒲湯に入ることを
ぴーちゃんが納得できるように
菖蒲湯に入る理由が書いてある本を読んだ

 

お手伝いをすることで
菖蒲湯への関心を高めた。
(→見立て。今回はお手伝いで
関心が高まるだろうという見立てを
して、はさみで切ってもらった)

 

③楽しい雰囲気を演出した。
(→実践。菖蒲を自分で入れる、
それだけ。このときのコツは
いかにも楽しいことを
するよ~という感じで、
明るく笑顔で誘うこと!)

 

たったの3つのコツで
苦手なことも
クリアーできちゃた!

 

乳幼児向けの教室の先生も、
子育てママも
これならできると思いませんか?

 

☑初めてのことが苦手

☑慎重派

☑自分の考えをしっかり持っている

 

このようなお子さんには
今回の方法は効果大ですよ~♪

 

また、このタイプのお子さんは
自分が納得できれば
行動できるので
「どうせうちの子はやらない」
とあきらめなくて大丈夫♪

 

逆にやってはいけないのは

 

・・・・・・・・
子どもの意志に反して
無理にやらせること
・・・・・・・・

 

ますますやりたくない!と
かた~く心を閉ざしてしまうので
どうぞ控えてくださいね♪

 

それから、きせつのぎょうじ絵じてん
を持っていないし、
関連する絵本もないよ~
という場合でも大丈夫!

 

どうしてそれをしなければならないのか
筋道立てて、パパママが
子どもにもわかる簡単な言葉で
お話してあげてください。

 

なぜそれをするのかを
お子さん自身が納得できれば
いいので、絵本を読むのよし、
お話するのもよしなのです。

 

以上となります♪

 

「子どもが苦手なことをするとき
どうしたらいいの?」とお困りの
乳幼児向けの教室の先生や
子育てママのお役に立てたら
うれしいです😊

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