リズム遊びの講師を務めた帰り、キャリーバックを持って飲食店に入った。入り口でお店の人にキャリーバックを預かると言われ、いつもはそんなことを思わないのに、なぜか一瞬イヤだと思った。だけどお店が混んでいたので預けることに。
会計をしようと思ったら私のバックがレジ横にない!やっぱりこうなったか···と思った。イヤだなと思ったことがその通りになってしまった。そして私の物にそっくりなキャリーバックが目の前に残っていた。
キャリーバックには講演するときの虎の巻が入っていた。コピーも取っていない。あれがなくなったら大・大・大打撃···そして、こんなときに限って鍵をかけずに預けてしまった。悪いことが起きるときは、ありとあらゆることが重なる。
お店の人に聞くと、外国の方が手前にあった私のキャリーバックを持って慌てて走っていったと。
本人が気付かず飛行機に乗ってしまったら、荷物は永遠に返ってこないはず。一瞬イヤだと思ったときに断らなかった自分を責めた。
店員は慌ててどこかに電話。どこに電話しているのか知らないけれど、もう荷物は戻ってこない、そう思った。
「予約をされて来店したお客様だったので、ご本人に連絡が取れました。20分後に来るそうです」
その20分間ドキドキだった。本当に帰ってきてくれるのか?一体どんな人が私の荷物を持っていたのか?
30分後、遠くからすごい勢いで走ってきた20代と思われる男性が見えた。私のバックを持っている!!!
カタコトで「ごめんなさい」と言われたので、私も責めず。というより、バックが返ってきただけで万々歳。
その男性、自分のバッグを受け取ると、また猛スピードで走り去った。何をそんなに慌てているのかは不明。お店の人は私に平謝り。
ここからの教訓は2つ。
①自分の直感は信じるべし
②そんなに大事な資料ならコピーぐらいしておくべし。
そして今日もこのキャリーバックと共に北海道へ。
行ってきます!