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私がひよこの卒会生に出来ること

今日は卒会生のNちゃん(小学3年生)の話をしたいと思います。

私はNちゃんが1歳でひよこの無料体験に来た時の日のことが、いまだに忘れられません。

ママ曰く、どこの教室の体験に行っても泣いていたというNちゃん。

第一子ということもあって、どうしたら良いのか分からずにママも大変お困りのようでした。

それがなぜだか、ひよこでは泣かずに無料体験を終えたんです。

「泣かないで体験出来たの初めてです!!!」と仰って、すぐにご入会をされました。

ひよこで出来ることが少しずつ増えたNちゃんはどんどん自信をつけていきました。

自信がつくと不思議なことに『次は○○に挑戦したい!』という意欲を持てるようになるんですよね。

そんな積み重ねをして、卒会するときにはすっかり表情まで変わったNちゃん。

現在のNちゃんはと言うと、更にしっかりして、好奇心旺盛で、優しく素直でとっても魅力あるお姉さんになっています。

今のNちゃんを知っている方なら、昔はそんな感じだったとは微塵も思わないでしょうね。

ひよこのイベントに参加したときも、私の指示なしで小さい子の手を優しく取って一緒に取り組んだり、私がしようと思っていたことを察知してテキパキ動いてくれたり。気遣いがすごいことに驚きでしたが、これはいつもママがされていることでもあるので妙に納得でした。(やっぱり子どもは親の背中を見て育つのですね)

そんなNちゃんがひよこのイベントに参加した時のこと。

あえて参加者全員の前で、Nちゃんの無料体験に来た日のことを話したんです。

ねらいは3つ。

こんなにしっかりしたNちゃんを見ると『小さい頃から優秀なお子さんだったんでしょ?』というご感想を持たれるママがいるんですよね。笑

そして子育ては先が見えにくいので『うちの子は本当にあんな風に立派になりますか?ならないような気がします』と仰るママが少なからずいます。

Nちゃんを見たら、そのように仰るママがいると思って「最初から何でも出来ていた訳ではありませんよ」というメッセージを込めて、会の始めにNちゃんの無料体験日の話をしたというわけです。

2つ目の理由は、ママがどんな思いでNちゃんを育てたのかをNちゃん自身に知って欲しかったから。

話を聞いたNちゃんは照れ臭そうにしていましたが、ママがNちゃんに一生懸命向き合ってきたことを彼女なりに感じてくれたと思っています。

3つ目は「家族以外の目の中でも育ってきたんだよ」ということを伝えたかったんです。

私はNちゃんを1歳から知っているので、こうしてイベントに参加してくれる時に伝えなきゃ・・・という使命感がありました。

今は全部は理解出来なくても、いつか私の意図が分かる日まで、Nちゃんの心の片隅に残ってくれたら・・・と思っています。

「我が子にも小さい時の話を先生から話してください!」と思うママがいらしゃいましたら、是非イベントにご参加くださいね。私の記憶をたどったり、昔のノートをひっくり返しながら当時の様子をお子さんに話しますよ!!!

ママから言われるとお子さんは恩着せがましく思うことも、私のような第三者からなら素直に話を聞けると思うんです。

ママから大事に育てられた話を聞いたお子さんは横道に逸れないし、逸れそうになっても留まることが出来るのではないかと、心から信じている私なのです。

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