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2019年プライベートで起きた出来事

今年プライベートで起きたことや、世の中の事故を通して思ったことを書きます。長文なのでお時間のある方はお付き合いください。

2019年4月30日。世の中はゴールデンウィーク真っ只中、しかも明日から令和を迎えるという良き日に、それは起こりました。

朝、主人が「右耳が聞こえない」と言って起きてきたのです。

私はすぐに突発性難聴だと分かりました。

突発性難聴とは、ある日突然、なんの前ぶれもなく耳が聞こえなくなる病気です。

主人も昨晩寝る前までは普通に聞こえていて、朝起きたら聞こえなくなっていました。

原因はウイルス感染やストレスだと言われていますが、完全なメカニズムは分かっていません。

ただ突発性難聴だとしたら、一刻も早く受診しないといけないことは知識としてあったので、すぐに病院へ。

GW中で市内の耳鼻科はどこもやっていなかったので、近隣の市の個人病院をようやく1件見つけて受診することに。

検査を受けると、右耳の聴力は完全に失っていました。「うちではどうにもならないから、すぐに大きな病院に行くように」と言われ、紹介状をもらって大きな病院に移動しました。

大きな病院でも結果は同じ。治るのは難しいとも言われました。しかも普通なら安静のために2~3週間入院するようですが、ベットが空いていなかったのか入院出来ず。

でもここで諦める私ではありません。

発症のメカニズムが分かっていない以上、入院しても対策は安静にしているだけ。

入院できないなら発想の転換!治療してくれる病院を探して、自分達が行くしかない!!!

すぐに気持ちを切り替えて、私はできる限りのことをしようと決意します。

そして突発性難聴専門の中国鍼灸、効果があると言われている注射、テレビにも出演するような名医が行っている鼓膜内注射、血液をサラサラにするためのドリンク、とにかく良いと言われているものは試しました。

高圧酸素治療も良いということだったので大学病院にも行きましたが、これは主人が過去に患った気胸の関係で受けられず。

こうして8月までの4ヶ月間、ありとあらゆる治療を受けて、全く聞こえない状態から、耳の検査の数値で半分ぐらいまでは戻りました。

・・・と言っても音が鳴っているのがかすかに聞こえる程度で、言葉としては全く聞こえていません。(私の声は聞こえると言うのですが、それは愛のせい(笑)?いえいえ違います、私の声が大きいから、左耳から聞こえている声が右耳で聞こえているように感じるだけなのです。笑)

ネットで見ると、病院から支給された薬だけで治った、1年後に急に聞こえるようになった、若い人は治りやすいなど色々な事例があるようです。

主人は現在も言葉としては聞こえていません。雨が降っているような「サ~」という耳鳴りが常にするそうですが、1日の内の3分の2は気にならないとのこと。飲み会のような大勢の場所では声が聞き取りづらかったり、右側から話しかけられると聞こえないなどの不便さはありますが、左耳はおかげさまで聞こえています。

耳が急に聞こえなくなったショックや、いつ治るか分からない不安を抱えて生きていく主人の気持ちを考えると、

超ポジティブシンキングな私でも、発症初日には主人に隠れて泣きました。『どうしてこんなに真面目に生きてきた人が、こんな目に遭わないといけないの?』って。

でも治療を終えた主人は「ママ(私のこと)が色々な治療を探してくれたから治療に後悔はない」と言ってくれています。(というより、そうやって納得せざるを得なかったのだと思いますが)

主人は治療を受ける際に、突発性難聴の経験談を綴ったブログに助けられたから、誰かのお役に立てるなら、自分のこともブログに書いてと言っていました。

主人の気持ちは理解できましたが、治療を頑張っていますとアピールするのは、なんか違う気がしたし(実際は誰かのお役に立ちたかっただけですが、アピールと取る人もいるだろうという判断です)

治療を受けたくても、遠方で受けられない人がいるかもしれないなどと色々考えたら、公表できませんでした。(東京に住んでいるからこそ受けられた治療も結構あったので)

結局、今年の振り返りとして書いてしまいましたが、この件を冷静に書けるぐらいに気持ちの整理がついたのかもしれません。

それにしても人生、何が起きるか分からないですね・・・

それは大津で起きた事故の時も思いました。保育園の散歩中の列に車が追突した事故のことです。

ご両親、園長先生のお気持ちを考えたり、もし自分があの場にいたら・・・と考えると保育士としていたたまれなくなり、かなりの衝撃を受けました。あの事故以来、自分の運転で加害者になることは絶対にあってはならないと思い、完全に安全運転に変わりました。特に子どもの近くを通る時は慎重に慎重を重ねて運転をするようにもなりました。

繰り返しになりますが、人生何が起きるか分からない。

だからこそ後悔のない生き方をしたい。今年はそれを強く感じた年となりました。

来年はそう思うだけではなく、行動に移します。

後悔のない人生を送るために様々なことに挑戦していくので、温かく見守ってもらえるとうれしいです。

今年もつたないブログをご覧いただいて心よりお礼申し上げます。

みなさまもどうぞ穏やかな、良いお年をお迎えください。

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